2023/11/03に公開
2023/12/16
本記事では、Google Cloud Platform 通称GCPについて学習していきます。
結論からお伝えすると、「Googleが提供しているサービスやデータ分析系に強い」クラウドプラットフォームです。
【GCP】BigQuery + Looker Studioでデータを分析・可視化してみたやGoogleMapで東京駅をWebブラウザ上に表示してみよう!などでハンズオンも掲載しておりますので、その前段階としてGCPのインプットを行いましょう。
Google Cloud Platform(以降GCP)は、Googleが提供するクラウドサービスのことです。ここで利用できるのは、Google社内で使われている技術やインフラです。
特にGoogleと言えば、「Google検索」や「Youtube」などが代表的なサービスです。これらのサービスから集めたデータを使って、Googleならではのデータ分析系のサービスや、機械学習を使ったサービスが利用できます。
仮想マシンとは、簡単に言うとサーバーのことです。LinuxやWindowsなどのOSサーバーが仮想上(GCP)で提供されます。このようにサーバーやそれに必要なネットワークをGCPを使って構築することができます。
GCPには、Cloud Storage
というクラウド上でデータを保存できるサービスがあります。Cloud Storageは、オブジェクトストレージと呼ばれており、AWSで言うとS3のことです。データがオブジェクトという単位で処理され、これがファイルのような形で操作されます。
その他にもデータベースサービスが利用でき、Cloud SQL
やBigtable
というサービスが提供されています。
Cloud Machine Learning Engine
という機械学習を扱うためのプラットフォームを利用できます。TensorFlow
という機械学習のためのOSSがあるのですが、それをサポートしています。これによって、機械学習に必要なプログラムを容易に取得することができ、開発のハードルが下がります。
データベースサービスを提供していることを先述しましたが、BigQuery
という分析用データベースサービスも提供しています。従量課金でフルマネージドサービスで、いわゆるデータウェアハウスと呼ばれています。Google SQL
というSQLを使ってデータの操作が可能です。
GCPは、急なトラフィック増加に対応できるようになっています。サーバの負荷分散や、ストレージ・データベースの拡張も容易です。こういったインフラレイヤの利点を活用していきましょう。
GCPは、FIPS 140-2
という暗号化ハードウェアの有効性を担保するベンチマークを取得しています。そのためデータの扱い方や保管に関して、安心して利用できます。
今回はGCPに関して、薄く広く紹介しました。tearnでも今後GCPを使ったハンズオンは様々ご紹介していきます。できることが多いため、私も現在進行形で学んでいるところです。
GCPやAWSなどのクラウドサービスを有効活用して、開発を効率的に、また楽しみながら行っていきましょう!
目次