2023/12/28に公開
2023/12/30
皆さんMiroは利用されていますか?他者と議論する時などで活躍してくれる、非常に便利なツールですね。今回は、生成AIを活用してアイディアを広げるなどのアシスト機能を使うことができるベータ版「Miro アシスト」をご紹介します!Miroアシストの機能を一通り全て利用してみましたので、本記事ではそのご紹介と私なりの感想をお届けしていきます。
Miro アシストは、ユーザーの入力内容と機械学習モデルを使って、ボード上のコンテンツを生成または変更します。Miro アシストは画像の生成、画像の背景削除、付箋の生成などを行うことができます。近年トレンドとなっている生成AIをMiroの中で使えるのですね!
Miroアシストの全10機能を試してみましたので、以下でご紹介します。
文字の書き間違いを修正してくれます。例えば、Enginear
と誤ったスペルで書くと、Engineer
と修正してくれます。複数の付箋をまとめて修正してくれると便利と思いましたが、1つの付箋だけにしか適用できないようです。
略称のような形で返してくれます。例えば、Engineer
をEng
と変換してくれました。
文字から画像を生成してくれます。精度はそれほど高くないものの、文字から想起できる画像ではありました。
文章を要約してくれます。チャット上で要約の結果を返してくれます。チャットで返信すると、返信に応じたレスポンスが返ってきます。また、複数の付箋や単語を選択して、それらをまとめて要約することもできます。これは便利な機能ですね!
付箋の文字と似た内容の付箋を追加してくれます。思考を発散させるときに大変便利であると感じました。
複数の付箋をキーワード/感情毎にグループに分けてくれます。思考整理に役立ちますね。
プログラムの処理の流れや概要を設計するシーケンス図を生成できます。どのようなシーケンス図を生成したいか入力すると、それに従った図を生成してくれます。
プログラムコードを生成できます。Pythonで1から10を出力するコードを入力すると、以下のように出力されました。
どのようなマインドマップを生成したいか入力するとそれに従って生成してくれます。miroそのものの機能と親和性が高そうですね!画像ではキャリア計画のマインドマップを生成してみました。
ある製品や機能に対するユーザーストーリーを生成できます。こちらもmiroそのものの機能と親和性が高そうです!画像では新しい時間管理アプリのユーザーストーリーカードを生成しました。
今回はベータ版の新機能「Miro アシスト」を実際に全て体験してみました。
そもそもMiroは他者とのコラボレーション、アイディアの共有、プロジェクト管理、ワークフローの可視化などで利用されます。この前提を踏まえると、私は以下の機能が特に有効であると感じました。
こういった新しい技術を次々駆使しながら、業務を効率化していきたいですね!
目次